信頼残高
「7つの習慣」という成功哲学の著作で有名なコヴィー博士が
人間関係において築かれた人間関係のレベルを表す表現として
信頼残高という言葉を使っています。
相手に対する親切、誠実さ、約束を守ること、礼儀正しさ
これらの行動を通して、信頼残高をつくっていけば、
そこに蓄えができます。
信頼残高を高めることによって、
いざ相手との関係を頼りたいとき
残高の限りにおいて何度でも頼りにすることが出来る。
例えば些細ないざこざや、勘違いによるケンカをしても、
信頼残高という精神的な蓄えがその関係を補ってくれます。
信頼のレベルが高いと、
多少コミュニケーションが不器用だって、
相手は汲んでくれるだろうし、
言葉一つで気を悪くすることもありません。
逆に無礼な態度、相手の話を聞かないで自分だけ話す、
過剰反応して激怒したり、
いつでも自分の気持ちを押し通したり・・と、
そんな行動は信頼残高からの「引き出し」になります。
当然残高が0になれば、あとはマイナスの関係。
恋愛で言えば、相手の言葉や行動から
思いやりが読み取れなくなります。
上司や親であれば、叱咤や叱責の裏に隠された想いが
伝わらなくなります。
仕事や恋愛はあえず目先の利害や本能的な欲求が関わるので、
なんだかんだ言っても残高が少ない状態からでも始められます。
仕事のテクニックと恋愛のテクニックで共通するところが多いのは、
この信頼を獲得する作業が友情に比べて難しいからだといえますね。
この信頼の残高という考え方は、
心理学の観点から説明する
心理テクニックや、
やり手のナンパテクニックにくらべたら
実に地味な話かもしれません。
では、、、どうでしょう。
試しに、これを恋人との関係にあてはめて考えてみてください。
あなたが彼女(彼)の気を引くために求めるテクニックは
相手に対する信頼残高の預け入れになっていますか。
思うにこの信頼度合いというのものは
植物の根っこみたいなものだとおもうのです。
根っこがどのくらい伸びているかは
土から引っこ抜いてみないと分かりません。
だから、恋愛で他人に依存する人は、
たまに引っこ抜いてみたくなるんですよね。
それが花も茎も全部を殺すことになったとしても。
信頼という根を育てるのには
努力だけでも思いやりだけでもたりなくて、
辛抱という棒が必要なのかもしれません。
テクニックだけでは
相手との関係が危機に迫ったときに
引き出せる残高は貯まらない。
そこに気づけば、恋人の心をつかむテクニックにも
一層輝くはずですよ。
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